展示品のご案内
主な収蔵品
当館には、柳者素霊が第2次世界大戦を挟む昭和鍼灸の激動を風雲児の如く駆け抜けた52年間の生涯が展示されています。収蔵した50余冊の著書中には、経絡治療草創期に絶大な影響を与えた八木下翁との出逢いを綴る『八木下九十翁実験実証・脈診による鍼灸治療法』などが含まれ、古典研究書や『鍼灸の科学』の 執筆刊行資料、『医道の日本』巻頭言の直筆原稿などもあります。愛用の打鍼道具や神戸源蔵制作の九鍼など遺品も披露いたしました。素霊を取り巻く梁山泊の如き鍼灸界の重鎮方の足跡もご覧いただけます。
特別展示1 大型映像システム
東洋鍼灸専門学校の歴史を支えた先生方と卒業生たちを卒業写真を通して振り返るフォトアルバムや鍼灸の練習方法、九鍼、焼鍼、眼鍼等の特殊鍼法を紹介し、 柳谷素霊と日本鍼灸の歩みを振り返る資料等を対話型の大型スクリーンでご覧いただけます。ご覧になりたい方は来館予約の際に予めお伝え下さい。(内容は変更される場合があります)