東洋医学について
東洋医学の歴史
東洋の伝統医学を大きく分類すると、ユナニ医学(イスラム医学)、アーユルヴェーダ(インド)、そして中国に起源を持ち東アジアに広まった中国医学があります。
今から2000年ほど前に中国医学の基礎が定まりました。その当時に書かれた医学書が古典と称され、鍼灸では『素問』『霊枢』『難経』、湯液(漢方薬を使う医術)では『傷寒論』『金匱要略』などで、今でも熱心に読み継がれています。
当校創立者の柳谷素霊は、これらの古典を読むことを重要とし、「古典に還れ」と唱導しました。当校では師の素志を受け継ぎ、古典読解のための授業を設け課外でも積極的に勉強会が催されています。